自民に負けない議席が大目標 安住幹事長代行

2012年11月19日 11:00

 民主党の安住淳幹事長代行は18日のNHK日曜討論で、今回の総選挙を「民主党再生の選挙」と語った。また民主を軸とする政権か自公を軸とする政権かの選択選挙になるとの認識を示した。

 安住幹事長代行は「与党としての自覚が足りなかった」と猛省の姿勢を示したうえで「議論はいっぱいあっても、党として決まったことは通していく」ことが大事。離党者が相次ぎ「政治不信を招かせた責任は大きい」と自ら認識していることを示し「国民の信託を受ける政権政党にならねばならない」と語った。

 また、候補者公認については「志を同じくし、党として決めたら、しっかり守ることを誓約してもらう」考えを示した。

 安住幹事長代行は「自民党に負けない議席を守ることが大目標になる」と明言。政策として、2030年代に原発をゼロにするエネルギー政策、社会保障と税の一体改革の制度設計をしっかりやる、脱世襲含め政治改革の実行、外交政策などへの取り組みをアピールした。

 また選挙後の国会対応について「社会保障や政治改革など重要案件は各党との政策協議で決めていく」考えを示した。(編集担当:森高龍二)