自民 合同会議でエネルギー政策の本格議論へ

2011年04月06日 11:00

 甘利明・元経済産業大臣(衆議院議員、自民党)は5日、自民党のエネルギー政策合同会議であいさつし「エネルギーの供給をどうやって確保するか。電力の需給調整をどうやって収束させるか。当面、これが課題」とし、特に「夏の需要期には圧倒的に需給ギャップが生じる。これにどう取り組むか」など、対応策をまとめること。

 また、中長期的な視点から、エネルギーの安定供給、地球温暖化防止と経済合理性のバランスをどう図っていくのか、あわせて、世界中に影響を与えている原子力発電の問題について、セキュリティとセーフティの問題など、「しっかりとした対応ができるように提言をまとめていきたい」と出席者らに協力を求めた。

 自民党のエネルギー政策合同会議はこの日が初会合で、これから本格議論に入る。(編集担当:福角忠夫)