菅直人総理は国家公務員の総人件費2割削減に「不退転の覚悟で取り組む」と16日開かれた参議院本会議で寺田典城(すけしろ)参議院議員(みんなの党政調副会長、元秋田県知事)の質問に答えた。
菅総理は地方分権による地方への権限移譲や公務員定数の見直し、労組の話し合いによる給与引き下げなど「平成25年度をメドに」実現を図っていくための取り組みを進める考えを示した。
また、国家公務員総人件費2割削減については片山善博総務大臣も2日の衆議院予算委員会で「どう2割削減を実現するか全体像を明らかにしたい」として4月に工程表を提示したい考えを示している。
(編集担当:福角忠夫)