約330億円市場と成長傾向にある栄養バランス食品市場。現在、最も好きなバランス栄養食品の1位は大塚製薬の「カロリーメイト」、2位は「SOYJOY」(ネットリサーチDIMSDRIVE調べ)となっているが、ここ数年は食品関連企業が様々な形態の栄養バランス食品を開発し発売している。食べるシチュエーションとしては「小腹が空いた時」「おやつ・間食に」という答えが圧倒的に多いが、近年は「運動時の栄養補給に」という答えも多くなってきているという。
そこで明治製菓は、スポーツジュニアの成長と運動に必要な栄養素がおいしく補給できる新商品「ザバスジュニアココア味」「ザバスジュニアピーチ風味」を、2月14日から全国で発売。同商品は、多くのトップアスリートをサポートしてきた同社のスポーツ栄養学の専門集団「ザバススポーツ&ニュートリション・ラボ」が蓄積した5,000名以上の食事調査データをベースに生まれた、プロテイン入りの栄養バランス食品だ。母親が子供に摂らせたい栄養素を調査し、成長期に欠かせないカルシウムや不足しがちな鉄分、10種のビタミンをバランス良く配合している。牛乳または水に溶かして子供たちがごくごく飲める設計で、スポーツジュニアのカラダづくりをサポートする。
また、日清オイリオグループは持続系エネルギー中鎖脂肪酸を配合した、全く新しいタイプのエネルギー補給食で、スポーツ時の栄養補給を目的とした「ENE-CUBE(エネキューブ)」を発売、ジュニアから団塊世代まで幅広い層に支持されている。
不況下にあっても活況にある同市場。今後も味覚面での商品バリエーションの充実もさらに推進し、商品アイテムの追加が積極的に行われると予想される。