新たな国際一貫輸送サービスの販売を2月1日より開始

2011年02月02日 11:00

 郵船ロジスティクス<9370>は、これまでアメリカンチェリーなど生鮮品を対象としたマイ・フレッシュ(国際産直宅急便)サービスなど提供してきたが、郵船ロジスティクスグループとヤマトグループのヤマト運輸という両社の強みを活かした新たな国際一貫輸送サービス”郵船ダイレクトディストリビューション(以下、YDD)の販売を2月1日より開始した。

 YDDは郵船ロジスティクスグループの海外輸送ネットワークとヤマトグループのきめ細かい国内配送ネットワークといった両社の強みを融合し、顧客の海外調達物流をサポートする国際一貫輸送サービス。海外調達先の工場や倉庫でヤマトの宅急便送り状を貼付することにより、日本に到着後、顧客の物流センターで行っていた検品・仕分け・送り状貼付などの作業を行うことなく、日本全国の納品先までスピーディーに配送することが可能となった。また、インターネットの使用が可能でレーザープリンターをご用意頂ける環境であれば、国内外どこからでも利用できる。

 顧客が日本で行っていた作業を海外の調達先にシフトすることにより、YDDは日本での物流コストの削減をサポート。また、荷物が日本に到着後速やかに最終配送先まで直送することにより、リードタイムの短縮が図られることに加え、ヤマトの宅急便のインフラを利用することにより、日本全国への配送も可能となり顧客の管理番号をキーとした貨物の追跡も容易に行うことができるという。

 今後も郵船ロジスティクスグループとヤマトグループの提携を最大限に活かし顧客のニーズに対応する便利で安心できる輸送サービスを提供する。