米倉弘昌日本経済団体連合会会長は民主党定期大会に出席し、政府・与党に対し「国民が夢と希望を持ち、安心して暮らせる経済社会を築かなければならない」と語るとともに、政治に強いリーダーシップを求めた。また、「日本を日昇る国にしたい」とし「平成の開国元年になるよう期待する」と語った。
米倉会長は国民の将来に対する不安を解決するためには、特に、税・財政・社会保障制度について中長期的に持続可能なしくみを示す必要があるとしたほか、グローバルな競争に打ち勝つための制度改革、規制改革をすすめるとともに「グローバルに活躍できる人材育成に国をあげて取り組んでほしい」と語った。
米田会長はこうした僅々の課題に取り組んでほしいと語り「経団連としても、国際競争力の強化と新産業創出に努め、所得の確保、雇用の確保に努める」と協力することを伝えた。
（編集担当：福角忠夫）
