公正取引委員会は２０１１年度予算案を今年度当初予算に比べ０．５％低い８９億１５００万円を予定し、機能強化を図るために定員については２０人の増員を予定している。

　定員を増やす理由として（１）中小企業に対する不公正な取引方法の事件に対し、その審査体制を強化するための人員として１０人補充。また、（２）下請法などの運用部門で下請法違反被義事件の処理体制の充実などに８人、（３）企業結合審査体制の拡充に２人を充てるとしている。
（編集担当：福角忠夫）

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