警察庁は振り込め詐欺で2010年11月末現在、6030件、72億3986万円の被害が発生しているとして、お金を振り込む前に必ず相談するようにと注意を呼びかけている。
特に、警察官などをかたってキャッシュカードを騙し取る手口や息子や孫をかたり、お金を振り込ませるオレオレ詐欺も依然として多発しているとしているほか、未公開株の販売に絡む詐欺や地上デジタル放送移行に絡む詐欺、定額給付金を口実にした詐欺なども依然、発生しており、注意が必要。
警察庁が11月末現在でまとめた被害発生件数と額によると、1月から11月末までの間にオレオレ詐欺は3925件、52億4164億円の被害が。架空請求では1700件、16億5101億円が、融資保証金詐欺では328件、2億7901万円、還付金などの詐欺では77件、6819万円の被害が出ているとしている。
(編集担当:福角忠夫)