内政面で共通の基盤に立っていると岡田幹事長

2010年12月07日 11:00

 岡田克也民主党幹事長は6日、菅直人民主党代表と福島瑞穂社民党代表との党首会談の成果について「内政面では共通の基盤に立っているので、よく協議しながら、信頼関係に基づいてやっていこうということ」と午後4時半からの会見で語った。

 岡田幹事長は午前の会見でも「内政面で基本的に両党間に大きな違いはない。3党合意で確認された政策についても意見の違いがあるわけでないので、これからも連絡をよくして、しっかりやっていこうということが確認できた」と普天間問題や外交での違いは別にして、内政では両党間で協力関係を構築していけるとした。

 特に、労働者派遣法改正案の通常国会での成案に全力であたることなどを確認したとしたほか、来年度予算編成にあたって、「社民党の考えを聞き、予算に入れられるものは入れていく」との考えを示した。ねじれ国会を反映して、民主党にとって厳しい国会運営が予想されるだけに、予算成立をスムーズに図るためには社民党の協力が大きい意味をもっている。
(編集担当:福角忠夫)