三菱電、電動パワーステ用「次世代モーターコントローラーユニット」開発

2010年11月08日 11:00

 三菱電機<6503>は、自動車の燃費を向上する電動パワーステアリング用の駆動機器として、世界最小・世界最軽量の次世代モーターコントローラーユニットを開発した。

 近年の自動車には燃費性能の高さが求められており、油圧式パワーステアリングに比べ燃費を約3%から5%低減できる電動パワーステアリングの採用が拡大されている。現在、電動パワーステアリングは世界で新車の約40%に採用。さらなる燃費低減、搭載性向上のため、電動パワーステアリングを駆動するモーターとコントローラーの小型化、軽量化が求められているという。

 同社は今後、同開発品を自動車メーカー、ステアリングメーカーへ提供することで、自動車のさらなる低燃費化に貢献していく。
(編集担当:宮園奈美)