岡田克也民主党幹事長は4日夕、小沢一郎元民主党幹事長(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事案で、小沢氏が政治資金規正法違反として告発され、不起訴処分となった虚偽記載容疑(平成16、17年分)について、東京第5検察審査会が同日「起訴すべき」(起訴議決)と判断したことについて、「驚いている。大変残念なこと」と語り、党としての対応については「小沢氏、ご本人の考えが示されることが第一」として、小沢氏の考えが示されて後の対応になるとの姿勢を示した。
また、起訴されるとなれば、司法の場で争われることになったわけで、慎重さが求められる、とコメントにも慎重さが必要であることを強調した。
一方、今回の起訴議決が党の挙党体制に影響するかどうかでは、「そのことが挙党体制で問題になるとは受け止めていない」とした。
(編集担当:福角忠夫)