民主党代表選挙立候補者共同記者会見が1日午後4時頃から都内のホテルで催され、政治とカネの問題について、小沢一郎衆議院議員は「政治資金は全てオープンにすべきと主張してきた。わたしの政治団体の問題が発生した時にも、全てを公表した。全てを公表したのは私のみだ」と主張するとともに「説明責任を言われるが、1年有余にわたり国家権力による強制捜査を受けてきた。(その結果)犯罪行為(不正)はなかったということが明らかになったという結果が出て、良かったと思っている」と身の潔白を国家権力が証明したとの考えを示した。
一方、菅直人総理は「小沢さんが幹事長を辞めるということが一定のケジメと理解してきたが、党の代表になると言うのであれば、しっかりとした説明が必要であると思う」と説明を求めるとともに、他の質問には「小沢先生」などと表現してきた菅総理も、この問題では「小沢さん」と表現するなど不快感を匂わせた。
(編集担当:福角忠夫)