森本敏防衛大臣は12日、北朝鮮の人工衛星とするミサイル発射をうけて、臨時記者会見を開き「北朝鮮が発射したことは誠に遺憾。関係国と緊密に連携し、政府として毅然とした態度をとる」と語った。
また、今現在の会見時点では「何らかの発射体が宇宙を周回しているということは確認していない」とした。
また、森本防衛大臣は今回の発射情報をアメリカの早期警戒情報衛星から受けたとした。
森本防衛大臣は「今回の発射体が今年4月の発射体と同型ということであれば、間違いなく発射技術、ミサイル本体の技術が全体として進展していると見ざるを得ず、日本に限らず、周辺国にとって等しく安全保障上の問題をもたらすことになる」との認識を示した。
そのうえで、森本防衛大臣は「ミサイル防衛システムをできるだけ高度な能力の高い状態に常にしておく必要に迫られている」と語った。(編集担当:森高龍二)