「頭髪の悩み度」調査、日本人の約4割が薄毛に悩む

2010年08月16日 11:00

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脱毛や薄毛について悩みを抱いている日本人は全体の約4割。これは、総務省が発表している今年の人口推計より算出すると、推定約4、200万人にもなる。

 ハリウッドには、髪は薄いが、チャーミング、あるいはセクシーと言われ、世界中の多くの女性たちから絶大な人気を集めている大スターが多く存在している。しかし、日本の芸能界を見てみると、女性から人気のあるタレントのなかに、薄毛の人はなかなか思いつかない。日本人の意識の中には、薄毛に対する負のイメージが染み付いているのかもしれない。実際に、自分の身の回りに薄毛の人がいたとしても、その事について触れることすらタブーと捕らえてしまう人が多いようだ。

 一般的に「薄毛・脱毛の悩み」は中年以上の男性のものだと思われがちだ。しかし今回、毛髪クリニック リーブ21が「頭皮に関する調査」を実施した結果、実際は女性でも悩んでいる人は多く、また、男性は若年世代でも気にする人が多いことがわかった。

 同調査によると、現在、脱毛・薄毛が進んでいると思う人の割合は15歳以上の男性が約4割、女性は約2割で、日本人の人口から算出したところ、男性が約2,500万人、女性が約1,700万人おり、合計で約4,200万人が脱毛・薄毛に関する悩みを抱えていることになる。

 また、脱毛・薄毛を自覚している人に、何歳ぐらいから薄毛、脱毛について気になるようになったか聞いたところ、男性は「30代までに」と回答した人が60%、「20代までに」も33%となっており、早い時期から自覚していることが分かった。また、女性は30代から40代の自覚時期が多いが、20代までに気になりはじめた人も約2割いるという。原因として最近は、付け爪のせいで頭皮をきちんと洗えていなかったり、エクステンションで引っ張られたりといったことがあり、若くても薄毛に悩む状況に陥る女性が増えてきているようだ。

 では、薄毛や脱毛の予防・対策として何を行っているかを聞いたところ、「生活習慣の改善」「食習慣の改善」「自分で行う頭皮マッサージ」「育毛シャンプー・整髪料」「育毛剤」という答えが上位を占めているが、「発毛・育毛」に関するサービスを受けるという回答も、2008年と2010年を比較すると微増している。専門機関系の利用経験率、現在実施率が若干増加傾向にあるということは、悩みが深刻化し、自身では解決できずに、プロのアドバイスを求める人が増えてきているということなのだろうか。

 日本人の約4割が悩みを持つ「脱毛・薄毛」。これだけの割合の人が悩みの対象であるのにも関わらず、まだまだ誰にでも相談できる状況でないのが現実だ。「脱毛・薄毛」を一般的な悩みと考え、ヘアケア方法を気軽に相談し合える、日本がそんな国になるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。
(編集担当:宮園奈美)