国旗・国歌は国民の間に定着と菅総理

2010年06月16日 11:00

 1999年当時、国旗・国歌法案の採決で「反対」した菅総理の判断に対し、15日開かれた参議院本会議でも自民党代表質問で同党国防部会長の佐藤正久参議院議員から質問がなされ、菅総理は「国旗(日章旗)はすばらしい。国歌(君が代)はもう少し元気があってもいいと思っている」との思いを語った。

 ただし、一方で、菅総理は「国旗・国歌は国民の間でも定着し、私の内閣においても尊重すべきと思っている」として「君が代が歌われているところでは(私も)歌っている」と答えた。

 この日、佐藤参議院議員は「国旗国歌法案にも反対した過去の判断は浅かったと、認めるか。学べば学ぶにつけ、考えが変わったのか。今後、自衛隊の最高指揮官として、日の丸を背負い、君が代を歌い、国を守り抜く覚悟があるか」と質した。
(編集担当:福角忠夫)