山田養蜂場が7年目となる植樹活動を内モンゴルで実施

2010年05月10日 11:00

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山田養蜂場は、内モンゴルでの植樹活動を6月28日から7月2日までの5日間で実施する。内モンゴルでの植樹ツアーの最終年となる今回は、現地スタッフや同社社員とともに植樹活動を行うボランティアを、5月21日(金)まで募集している。

 山田養蜂場は、2004年から毎年行っている内モンゴルでの植樹活動を、今年も6月28日(月)から7月2日(金)までの5日間で実施すると発表した。内モンゴルでの植樹ツアーの最終年となる今回も、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏と藤原一繪氏が参加する予定だ。

 今年で7年目となる今回は、林西県近郊に位置する大興安嶺(ダイコウアンレイ)のふもとで開催。リョウドウナラを中心に、中低木を5万本植樹する予定だという。また、宮脇昭氏と藤原一繪氏による事前の講義と直接植樹指導を受けながら、現地ボランティアや学生らと共に植樹を行う。

 同社は2001年10月より横浜国立大学との共同研究により、中国・内モンゴル各地で、植生調査を実施してきた。この調査をもとに、2004年には呼和浩特市(フフホト)で、2005年には林西県での植樹活動を開始。これまでに、同社社員を含む日本人に加え、現地政府関係者や子供たち、のべ1690人が参加し、133万本を内モンゴルで植樹したという。

 同社の社員のほか、ボランティアの協力のもと行われてきた内モンゴルでの植樹活動は、今回で最後となる。今後は現地での独立した体制により継続して行われていく予定だ。