大塚商会、PCのデータ保護を実現するソリューションを発売

2009年10月08日 11:00

 大塚商会 <4768> は6日、中小企業向けにクライアントPCのデータ保護を実現するソリューションを、10月15日より提供を開始。第1弾として「TWIS NASクライアントバックアップ」を発売し、初年度100セットの販売を目指すと発表した。

 このソリューションは、PCの利用者が操作を意識することなく、データの作成やメールの受信をシステムが自動的に検知し、リアルタイムでファイルサーバに転送するというもの。サーバ自身も定期的にバックアップすることにより、PCのデータ消失のリスクを最小限に抑えことができることになる。

 ユーザPCのデータ保護に関しては、サーバへのファイル転送やバックアップ操作を頻繁にとる必要があり、バックアップのし忘れなどによるデータ消失事故が多発していた。そんな状況の中、ソリューションプロバイザーの大塚商会は、こうした問題を解決するため、中小企業向けにクライアントPCのデータ保護を実現するソリューションの発売へと踏み切った。同社では、今後も随時、ファイルサーバに対応したクライアントバックアップソリューションを提供し、専任の担当者がいない企業でもPC利用者が安心して業務に専念できる環境を整えていく方針だ。
(編集担当:北尾準)