丸紅が米国で仏EDF社保有の風力発電事業に出資参画

2012年10月26日 11:00

 丸紅が、フランスの大手電力会社Electricité de France社(EDF社)の北米における再生可能エネルギー発電事業会社EDF Renewable Energy社が保有する風力発電事業への出資参画を発表。丸紅の持分構成は50%で、本件の出資実行により丸紅が保有する発電資産は、全世界で30091MW(総量)、8938MW(出資分換算)に拡大することになる。

 丸紅は国内外において、風力発電に関する事業開発、実証研究活動、陸・洋上発電及び送電事業への出資参画等、幅広く取り組んでおり、今回の出資参画は、北米では2010年に出資参画したカナダ・オンタリオ州での風力発電事業に続く案件となる。

 事業パートナーとなるEDF Renewable Energy社は、北米最大手の再生可能エネルギー事業者で、1400MWを超える再生可能エネルギー発電資産を保有。運営・保守サービスも関連会社であるEDF Renewable Services社を通じ6000MW以上(自社保有設備を含む)の実績がある。

 海外において風力発電事業に出資・ 参画する日本企業は増加傾向にあるものの、依然として日本国内での普及は進んでいない。風力発電には、気象条件に左右されるため安定した発電が困難、周囲に騒音被害や、低周波による人体への悪影響などのデメリットがあるとされるが、その克服が、日本での普及のカギとなる。諸外国での出資・参画の実績が、一日も早く日本国内に還元されることを期待したい。