沖縄セルラー<9436>は23日、平成25年3月期 第2四半期決算を発表した。営業収益は前年同期比1,140百万円増加(4.7%増)の25,218百万円、営業利益は前年同期比81百万円増加(1.7%増)の4,764百万円、経常利益は前年同期比109百万円増加(2.3%増)の4,788百万円、四半期純利益は前年同期比822百万円減少(27.2%減)の2,206百万円となっている。
同社は沖縄3M戦略の着実な進展により、au携帯電話及びauひかりちゅらの顧客基盤が拡大したことや、スマートフォンの販売が好調だったことにより携帯電話端末の販売収入が増加、その結果、営業収益は増加している。営業費用については、スマートフォンの販売台数の増加に伴い売上原価が増加したことや、新規の顧客獲得に係る費用が増加したことなどにより、前年同期比1,058百万円増加(5.5%増)の20,454百万円となっている。
また、周波数再編に伴う平成24年7月の旧800MHz帯設備の使用停止に合わせ、当該設備のうち共用設備について、他周波数帯への転用計画を策定。この結果、転用しないこととなった設備について、減損損失1,352百万円、固定資産除却損169百万円を特別損失として計上している。
なお、設備投資の状況については、高速データ通信サービスに係る設備及びau携帯電話サービスにおけるデータトラフィックの増加に伴う通信設備の増設、auひかりちゅらサービスに係る設備の拡張等を実施したことにより、設備投資額は3,693百万円となった。