電通総研が年収800万円から1500万円の世帯を対象に消費行動や生活意識調査を行った結果、車や家電など耐久消費型、旅行やパーティなど遊び好き派、ファッションや美容意識の高いおしゃれ好き派、金融・保険商品に投資する金融好き派のすべての型の要素を併せ持つ「全方位消費型アッパーミドルクラス」(全方位消費型中間上流層)は日本の全世帯(4863万8000世帯)のうち、約31万7000世帯と推計され、世帯の平均年収が1106万5000円になっていることが分かった。
また全方位消費型アッパーミドルクラスには(1)消費が旺盛な反面、8割が堅実な暮らしをしていると思っている(2)社交の場を大切にする(3)自己流の消費を好む(4)記念日は高級レストランに行くなど、たまにする贅沢を楽しむ(5)みだしなみにお金をかけ、思いっきりのいい1回あたりの消費額になるなどの特徴が浮かび上がってきたとしている。腕時計にかける平均金額は33万1869円だった。(編集担当:森高龍二)