バンパーリサイクルで新技術 マツダ

2009年04月06日 11:00

 マツダは廃棄処分された使用済自動車のバンパーをメーカーに関係なく同時処理でき、自動的に金属類等の除去も行いリサイクルする技術を世界で初めて開発した。新車用バンパーの樹脂材料としてリサイクルする。

 この技術はサタケとの共同によるもので、これまでは、使用済みバンパーを破砕する前には目視と手作業で金属などの異物除去の作業が必要だった。この異物除去の作業に穀物用石抜機を活用し、振動と送風により破砕後のバンパーから金属を除去することに成功した。

 同社では「今後もバンパー to バンパーをはじめとする先進的なリサイクル技術の開発を進めたい」と話している。