国立国会図書館のホームページ利用者は20歳から49歳までが全体の64%を占め、特に4人に1人は30歳代だった。アンケートは同館が昨年7月15日から9月30日までの間で実施し、924人から回答を得た。
ホームページ利用者を年齢別に見ると、30から39歳が25%、次いで40から49歳が20%、20から29歳が19%、50から59歳が14%、60から69歳が7%と続き、18から19歳と17歳以下は1%だった。
利用者の職業を見ると図書館員27%、会社員・公務員(研究職・技術職)21%、会社員・公務員(事務職その他)14%、学生・大学院生12%、教職員8%、無職・その他9%、自由業・著述業4%、会社経営・自営業3%となっていた。
利用目的は資料の検索85%、資料の複写申込57%、電子的な資料の利用(近代デジタルライブラリー等)20%、情報の検索方法を調べるためと来館するための情報収集が共に18%、国立国会図書館について調べるため13%等が上位を占めた。
コンテンツの満足度では、国会会議録・帝国議会会議録に満足は8%、やや満足13%、無回答77%、不満3%。また日本法令索引でも満足とやや満足で18%、無回答78%、不満4%だった。ただし国立国会図書館蔵書検索・申込システムについては41%が満足と回答し、やや満足35%を合わせると76%が満足していた。一方で「アジア言語OPAC」と「憲政資料室の所蔵資料の検索」は満足・やや満足が16%に留まっていた。