オスプレイ体験搭乗者 危険感じた人「ゼロ」

2012年10月15日 11:00

 防衛省はアメリカ海兵隊岩国飛行場で9月27日に国会議員や地元関係者、報道関係者、有識者ら90人を招いて行ったオスプレイ体験搭乗の搭乗者66人に搭乗後に行ったアンケートの結果を12日公表した。安全性について危険と感じた搭乗者は1人もおらず、11%は安全と感じたと回答。45%は特段危険な要素は見当たらなかったとした。

 また65%が「画期的な航空機と感じ」、76%は日本の安全保障上、必要不可欠(38%)、あった方が良い(同)と回答。必要ないは3%にとどまっていた。

 また自由な感想欄では「もっと沖縄への必要性をPRすべき」(国会議員)、「沖縄の人々に多数乗ってもらったら考えも変わる」(報道関係者)、「早急なる普天間の配備が求められる」(地元関係者)、「騒音が少なく、県民は理解できると思う」(同)などプラス評価の感想が大半だった。一方で「残念ながら判断材料が少なすぎる」(報道関係者)という声もあった。(編集担当:森高龍二)