自民党に石破茂幹事長は14日のNHK日曜討論で3年前に自民党が惨敗した理由について「国民の感覚と自民党の感覚が違っていた」と感覚の乖離にあったとしたうえで「国民の共感を取り戻す」党に努めることをアピールした。
また、野田改造内閣は「国民に正面から向き合う内閣ではない」と対決姿勢を鮮明にした。
あわせて、臨時国会については「早ければ早いほうが良い。早く開けるよう、開会の条件を整えてくださいと与党に言っている」と述べた。
石破幹事長は「総理が近いうちに国民の信を問うといったのは8月8日で、今日は10月14日。2ヶ月過ぎている。常識からいっても過ぎている」と不信感をつのらせた。
そのうえで「(衆議院の解散が)年を越えるということは、25年度の予算も私たち(野田政権)がやりますよと言っていること」と批判。国民の信を問うた後の政権が「選挙公約をきちっとできる25年度予算をつくるには12月9日がリミット。12月9日は極めて重要」と語り、年内選挙を強く求める姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)