論客は「健康的」 政治家1位は小泉元総理

2008年08月27日 11:00

 9月開会の臨時国会終了後は、解散総選挙への流れが早くなりそうだが、激務に耐えられる体は政治家にとって最も重要な「要素」。毛髪クリニックのリーブ21が健康的な政治家について、アンケートをした結果、1位に小泉純一郎氏、2位に東国原英夫氏、3位に麻生太郎氏、4位に橋下徹氏、5位に福田康夫氏と上位に「旬の政治家」が名を連ねた。

 特に、小泉元総理は344票と2位との差が137票。2位の東国原宮崎県知事は「宮崎をどげんかせんといかん」という発言が昨年の流行語大賞にも選ばれ、宮崎県を全国に発信。その経済効果は1800億円ともいわれている。3位の麻生自民党幹事長(衆議院議員)は次期総理候補として注目度が高い。4位の橋下大阪府知事は府の財政非常事態宣言を行い、自身の給与削減や府施設の見直しなど、積極的に行財政改革に取り組むとともに、道州制を睨んだ「関西州」を機会ある毎に口にするなど、常に話題を提供する格好になっている。5位は言わずと知れた現総理。6位は東京オリンピック誘致など独自の政策を進め、圧倒的なリーダーシップが光る石原慎太郎東京都知事。7位は国会の暴れん坊と称された浜田幸一元衆議院議員、8位に小沢一郎民主党党首、9位に田中真紀子衆議院議員、10位に鈴木宗男衆議院議員がランクインしていた。

 ちなみに、ベスト10入りされている政治家は、さすがに自身の意見をズバッと(福田総理は物静かにですが)語る「論客」ばかりでありました。歯切れよくズバッと話せる政治家はハツラツとして「健康的」に見えるのでしょう。

 調査は、今年2月29日から4月4日まで、インターネットで男性1067人、女性1097人から有効回答を得た結果。回答者の年齢は0~10代31人、20代535人、30代818人、40代458人、50代248人、60代以上74人。