民主党の枝野幸男元官房長官は「経済を元気にするには貧困対策、格差是正策をしっかりやらなければならない」と安倍政権の経済政策に疑問と投げた。
枝野元官房長官は「強いものをより強くしようとする(安倍)政策の結果、格差も拡大している」とし「格差が拡大すれば国内経済はデフレになる」と警戒感を示した。
そのうえで「民主党政権時代に進めてきた人への投資政策は目先の即効性はないが、3年後、5年後に着実に成果が出てくる」とし「安倍政権が弱いものを切り捨てにしないよう民主党はブレーキを踏むべきときにその役をしっかり果たしていく」と強調した。
また「1960年代の高度成長期の成功体験だけに頼る(安倍政権の)政策では、何度やっても失敗を繰り返すだけ」として、人口急増期だった高度成長時代とは環境がかわり、人口減少時代に対応した政策の必要をアピールした。(編集担当:森高龍二)