キヤノンはトナーカートリッジの主要部品の生産増強を目的に、大分県日田市に子会社・日田キヤノンマテリアル株式会社を設立する。日田キヤノンマテリアルは資本金8000万円。トナーカートリッジ用部品、トナーの製造を主な事業とする。
敷地面積は約39万平方メートル。従業員数は2010年末で500人を予定。今年12月に着工し、2009年9月の操業を目指す。
同社では「日田市に生産品目をこれらの高機能部品に集約し、最新の自動化ラインで製造。国内外のトナーカートリッジの生産拠点に供給する」といい、「トナーカートリッジの需要は毎年増加傾向にあり、ローラーやトナーをはじめとするトナーカートリッジ用の高機能部品の生産体制を増強することが急務。グループ間の技術連携を強化する」と説明している。