資生堂は今年度から企業の社会的責任の一環として中国甘粛省(かんしゅくしょう)蘭州市(らんしゅうし)で植林活動をスタートさせた。10年計画で、東京ドームの広さに換算して約5倍分の面積(6万9300平方メートル)に植林する計画で、初年度にあたる今年は中国原産の樹木であるコノテガシワや北アメリカ原産の落葉高木ハリエンジュなど約7000本を植林する。
資生堂では緑化活動を通じて日中友好の輪をひろげるとともに、CO2削減効果による環境保護と地場での雇用機会の創出により中国に貢献したい、としている。
今月1日に同社の現地法人3社の社員や甘粛省蘭州市関係者ら90人が植林現地で鍬入れ式を行い、植林活動のスタートを祝った。