環境先進企業として地球環境の保全に取り組む約束を環境大臣と交わす「エコ・ファーストの約束」がさきのビックカメラに続き、４月２１日、食品小売業のユニー株式会社（前村哲路代表取締役社長、本社・愛知県稲沢市天池五反田町１番地）と鴨下一郎環境大臣との間で行われた。
ユニーは食品廃棄物などの発生抑制への取組として２０１２年度までに食品売上高あたりの廃棄物などの発生量を２００７年度比で１割削減するとしているほか、全店舗で環境への配慮啓発のための環境学習会を消費者や子どもたちを対象に年に１回以上展開する。
また、容器包装廃棄物の抑制を図るため、会社全体として２０１２年度までにレジ袋の辞退率６０％を達成するとともに、配送業者と連携して、配送時の梱包材を通い箱に転換し、ダンボールの廃棄物排出量を２００７年度に比べ１割削減する、などの数値目標を掲げた。また、この実効性を公表していくとしている。
ユニーは衣・食・住・余暇にわたる総合小売業のチェーンストアで、中京地区を中心に、１８県の主要都市に１５８店舗（今年２月現在）を展開する。資本金１０１億円、従業員２万７５７５人（２００７年２月現在）、売上高は７２６８億円（同）で、食料品が５８％を占めている。
