東芝ライテックは、120年間作り続けてきた一般白熱電球の製造を2010年を目途に中止する。一般白熱電球は年間約4000万個製造(06年度実績)しており、今後は一般白熱電球販売の大半を電球形蛍光ランプやLED電球に置き換える。
同社では1980年から電球形蛍光ランプ(「ネオボール」シリーズ)を発売し、以来、累計で約1億2000万個を販売している。白熱電球を電球形蛍光ランプに切り替えることが温暖化防止に有効と世界でも認知されている。同社によると、2010年には現在に比べ、年間約50万トンのCO2削減になるという。
なお、ミニクリプトンランプ、ハロゲンランプ、反射形ランプなど、現在の電球形蛍光ランプ等に置き換え出来ない小形の白熱電球は対象外にしている。
製造中止予定機種はホワイトランプ(100V、110V)、長寿命ホワイトランプ、
セミホワイトランプ、ウスシリカランプ、ホワイトボール(G50は除く)の一般白熱電球(ボール電球を含む)81機種。