1月の訪日外国人 初の70万人の大台突破

2008年03月28日 11:00

 国際観光振興機構の調べによると、今年1月に日本を訪れた外国人は71万1800人にのぼり、初めて70万人の大台を突破した。前年同月に比べ9万3915人、率にして15・2%伸びていた。

 訪日者の国籍別では韓国が27万1700人、台湾が10万6600人、中国が8万4200人、アメリカが5万4100人、香港が3万4800人、オーストラリアが2万9500人と多かった。

 伸び率(対前年同月比)で目立ったのは香港(49・8%増)、中国(33・5%増)、シンガポール(30・2%増)、オーストラリア(27・8%増)、台湾(21・3%増)、韓国(13・0%増)、タイ(10・4%増)、フランス(10・2%増)で、いずれも2桁の伸びだった。

 国際観光振興機構によると、韓国、中国、タイ、オーストラリア、ドイツ、フランスからの訪日者が過去最高を記録したという。その要因としてビジット・ジャパン・キャンペーンでの宣伝効果や中国、香港、シンガポールなどの景気が好調なこと、香港でのチャーター便の運航、オーストラリアからは日本でスキーを楽しみたいという人たちが増加していることなどをあげている。

 一方、日本から海外への出国日本人は136万3000人となり、前年同月に比べ4万4790人、率にして3・2%減少した。

 減少要因としては海外旅行への割高感やケニアの暴動、中国中南部の寒波、中国製ギョーザの中毒事件など影響したものとみている。また、一般的傾向として同機構では「60代以上の旅行は好調だが、20代、30代、50代男女の海外旅行が減少傾向を示している」ことも要因としてあげていた。