5月に神戸で開催されるG8環境大臣会合に向けて、アジアでの循環型社会の構築を推進するため、アジア諸国で現況の取組や課題など、率直に意見交換を行い、その結果をG8環境大臣会合等に反映させよう、と3月18日と19日の日程で「第2回アジア3R推進会議」が東京都内の三田会議所で開催される。
3Rとは廃棄物の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle))の頭3文字を指し、この3Rを通じて循環型社会の構築を目指そう、と日本が平成16年のG8シーアイランドサミット(米国)で提唱したもの。
今回はアフガニスタン、オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナムのアジア23カ国をはじめ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、イギリス、米国、欧州委員会と国際機関が参加する予定。
鴨下環境大臣あいさつのあと、「経済発展するアジアと3Rの展開」「多様な主体のパートナーシップによるアジアにおける3Rを支える能力開発」「アジア各国の国際連携に向けて」のセッションがもたれ、会議2日目は論議の総括が行われる。各セッション毎に定員20名まで傍聴できるが、3月11日までに申し込みが必要。詳しくは環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課 電話03-3581-3351(内線6818)、担当・土井氏まで。