ダイドードリンコは「ダイドーブレンド ブレンド微糖」に、マイケル・ジャクソンのピンバッジがついてくる『ＭＩＣＨＡＥＬ ＪＡＣＫＳＯＮ ピンバッジ』オンキャップキャンペーン（数量限定）を、コンビニエンスストア限定で実施している。
秋冬の缶飲料市場は、缶コーヒーの売れ行きが最も伸びるシーズンと言われている。そのため各社、この時期を目指し、様々なタイプの缶コーヒーを開発、販売拡大に力を注いでいる。また、その広告展開も多岐にわたっており、テレビコマーシャルや主要の駅でのポスターや車内刷りなど、人々の印象に残るための認知度アップ活動を積極的に実施、その一環として近年、頻繁に行われているのがオンキャップキャンペーンである。
このオンキャップキャンペーンは、缶コーヒーの上に景品を入れ、キャップをする方式。コーヒーは嗜好品のため、一度、その味を気に入ると、なかなか新製品を購入する、という流れにはなりにくい。そこで各社、このオンキャップの中身に工夫を凝らし、既存ユーザーだけでなく、新規のユーザーにも手に取ってもらい、一度飲んでもらえるように、尽力している。
サントリーが、人気缶コーヒーシリーズＢＯＳＳの２０周年を記念して発売した「ボス 超(ちょう) －深煎りを超えたコクと旨味－」も８月からオンパックキャンペーンを実施した。大人気のプルバックカーシリーズで、Ａｕｄｉコレクション全１６種で展開。一部車種には、景品初のフリクション走行（摩擦で前進するギア搭載）＋ＬＥＤライトという機能が付いており、走らせるとライト部分が光るという、景品の域を超えた性能に、コレクターからも注目が集まった。
さらに９月よりダイドードリンコは発売３７年目となるロングセラー「ダイドーブレンド」ブランドを一新。そのアピールの一環として、「ダイドーブレンド ブレンド微糖」に、Ｋｉｎｇ ｏｆ ＰＯＰと称されるマイケル・ジャクソンのステージフォト全１０種のオリジナルプレミアムピンバッジがついてくる『ＭＩＣＨＡＥＬ ＪＡＣＫＳＯＮ ピンバッジ』オンキャップキャンペーン（数量限定）を、コンビニエンスストア限定で実施している。
ピンバッジは、もはや伝説となったステージ上のマイケル・ジャクソンの姿が甦る、ファンならずとも興味をそそるコレクション。「当社のブレンドというキーワードと、ダンスとミュージックをブレンドしてエンターテイメントいう分野を確立したマイケル・ジャクソンとの共通項を感じこのコラボは生まれました。キャンペーンによって、「ダイドーブレンド ブレンド微糖」の魅力をさらに多くの方に知っていただきファン層を拡げていきたい」とダイドードリンコ。なお同社は、マイケル・ジャクソンの遺志を継ぐ「一般財団法人マイケル・ジャクソンの子ども基金」を通じ、子どもたちのための寄付・支援活動をサポートするという。
底堅さを見せつつも、一種の飽和状態に陥っている缶コーヒー市場。今期もパッケージのインパクト、中身の充実、そして興味を喚起する広告など、様々な方法を模索しながら展開していく各社の動向に目が離せない。
