民主党の城島光力国会対策委員長は22日のNHK日曜討論で党の混乱収拾へ「ひとりひとりの意見を聞くために各当選期別の懇談会をスタートさせており、結束を強めていきたい」とした。
城島氏は「6月26日の衆議院本会議でも一体改革採決(消費税増税法案の採決)以降、離党が続いている。大変、大きな危機感を持っている」とそ「結束を図ることが大事」と党内結束へ努力していくことを述べた。
一方、自民党の岸田文雄国会対策委員長は「3党合意を呼びかけた民主党には責任を持って(消費税増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の成立を)履行する(実現する)こと。また合意した政党に対し信頼感を損ねることのないようにしっかり対応して頂かねばならない」と語るとともに、「法案成立後は解散・総選挙を求めなければならない」と国民の信を問うよう攻勢を強める考えを示した。
岸田氏は「3党合意での法案成立後は(解散・総選挙で)出直し、その後(そのほかの)重要法案について議論すべき」とした。(編集担当:森高龍二)