太田昭宏国土交通大臣は11日、日本経済再生にむけた緊急経済対策の閣議決定後の記者会見で「国民の命と暮らしを守る観点から、インフラの安全性の徹底調査・総点検と老朽化対策の推進、インフラの地震対策や住宅・建築物の耐震化等の防災・減災対策、海上保安体制の強化による我が国の領土・領海の堅守、さらに通学路等の交通安全対策等を実施することにより、経済の活性化をもたらすということに力を注ぐという部門を担っていることを自覚している」と語り、担当部門を通して経済再生に全力をあげるとの決意を示した。
また、太田国土交通大臣は「基幹的交通インフラの整備等による成長戦略の推進、訪日旅行者の誘致強化等の観光立国の推進、住宅・建築物の省エネ改修促進等のエネルギー・環境問題への対応等に全力で取り組むことで、我が国経済の力強い再生を図って行くということが我が省にとっては大事なことだと心得ている」と強調した。(編集担当:森高龍二)