尖閣諸島開拓の日の記念式典が14日、沖縄県石垣市内の石垣市民会館で催され、中山義隆石垣市長はじめ、尖閣諸島を守る会顧問の片山さつき総務大臣政務官、島尻安伊子内閣府大臣政務官、原口一博元総務大臣、柿澤未途みんなの党政調副会長らが出席した。片山政務官は尖閣を守る上でも石垣市の経済、行政基盤の強化が必要との旨を語った。
尖閣諸島開拓の日は「日本政府が法的根拠に基づき、明治28年1月14日にわが国固有の領土として編入することを閣議決定した日」で、石垣市は国際社会に日本の領土であることをアピールするとともに、国民に啓発しようと平成22年12月20日に市条例で、この日を「尖閣諸島開拓の日」と制定した。
柿澤みんなの党政調副会長は「尖閣の実効支配を確固たるものにしていく必要がある」とし「石垣市をはじめ国民が拒絶されることなく、ある意味、普通の領土としての取り扱いをすべきでないか」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)