安倍晋三総理は23日、安保理がさきの北朝鮮による人工衛星と称するミサイル発射に対し、国連安保理決議違反とし、警告を含め制裁の拡充・強化を全会一致で同日採択したことに対し「高く評価する」と談話を発表した。
安倍総理は「わが国の考えが多く反映される形で安保理決議が採択されたことを歓迎する」とし「他の国々と連携しつつ、決議を実効あらしめるよう、適切に対応していく」とした。
また北朝鮮に対しては「国際社会の断固たるメッセージをうけとめ、更なる発射行為や核実験を含む挑発行為を決して行わないことを強く求める」とした。
この日、安保理は「昨年12月12日の発射が決議違反であるとして非難する」「更なる発射の禁止、決議の遵守、すべての核兵器・核計画の放棄を要求」「更なる発射、核実験の場合に安保理が重要な行動をとる決意を表明」などを決議した。(編集担当:森高龍二)