インターネットバンキングの利用時の重視ポイントは「手数料の安さ」

2016年03月06日 15:12

 インターネットバンキング利用についての重視ポイントは「手数料の安さ」だという。ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「インターネットバンキング」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2016年1月30日~1月31日。有効回答は1,198人から得た。

 まず、インターネットバンキングの利用について聞いたところ、「利用している(62.2%)」、「利用したことはあるが、現在利用していない(9.1%)」、「利用したことがない(28.7%)」という結果となった。年代別に見てみると、40代の利用率が67.4%と最も高く、次いで30代が66.0%。働き盛り、子育て奮闘中で忙しい人たちにとっては、パソコンやスマートフォンで移動などの隙間時間に手続きできることが利点なのかもしれないと推測している。

 次に、インターネットバンキングを利用している人に、銀行を選ぶ際重視している点について聞いたところ「手数料の安さ(60.8%)」が最も高く、次いで「セキュリティの高さ(34.5%)」、「サイトの使いやすさ(30.6%)」という順となった。

 また、インターネットバンキングを利用している人に用途を聞いたところ、1位「振込・送金(73.0%)」、2位「口座の残高照会・入出金明細の確認(58.4%)」、3位「インターネットショッピングなどの決済(43.0%)」となった。利用頻度の高い決済関連の用途が1位と3位に入ったことから、前項で述べたインターネットバンキング利用時の最重視ポイントが「手数料の安さ」であることと結びつく結果と言えそうだとしている。

 一方で、インターネットバンキングを「利用したことがない(28.7%)」、「利用したことはあるが現在利用していない(9.1%)」人にその理由を聞いたところ、「特に不便を感じていないから(45.3%)」、「セキュリティが不安だから(41.3%)」が上位となり、割合も他の項目より2倍以上大きくなった。インターネットバンキングの利用に積極的でないのは、セキュリティ面での不安が要因となっていることが判明した。

 そして、インターネットバンキングについて、感じている不満や改善してほしいことを聞いたところ、多く挙げられたのは「セキュリティに対する不安」でした。一方で、ログイン操作が煩雑なため「利用のしやすさ」を求める声も多くあり、セキュリティの高さと利便性の両立が課題となっているという。

 その声の詳細を次に紹介する。「最近はパスワード変更や秘密の質問、その他あまりに面倒でかえって使いにくい。利便性の為に生まれたネット銀行が今は逆に使いにくい。」(40代・男性)、「インターネット取引は、自分で印刷などをしないと控えが手元に残らないので、少し心配な面がある。ネット専用の銀行だと通帳すらないので、自分に何かあった時に口座の存在が宙に浮きかねないという気がする。」(40代・女性)、「問い合わせがメールでしかできないのは不便。人と会話して解決したい問題もあるので、電話での問い合わせも可能だとありがたい。」(50代・女性)。(編集担当:慶尾六郎)