世界課題に共に挑戦の希望の同盟になった 総理

2016年06月03日 14:35

 安倍晋三総理は2日の日本経済団体連合会総会であいさつし、さきの米国・オバマ大統領の広島訪問に触れ「世界で唯一、原子爆弾を使用した国の大統領が広島にきて、世界唯一の戦争被爆国である日本の総理大臣と共に、被爆者に対し哀悼の誠を捧げ、核のない世界に向けて意思を表明した。核のない世界を実現するための大きな一歩になったと確信している」と意義の大きさを強調した。

 そのうえで、安倍総理は「日本と米国の同盟は、世界の大きな課題に共に挑戦していく『希望の同盟』となった」とし「今後とも米国と、世界の国々と手を携えながら、地域の平和や安定にしっかり貢献をし、子供たちの未来を守っていきたい」とアピールした。

 また、安倍総理は経済政策について「アベノミクスのエンジンを最大にふかし、伊勢志摩におけるG7の合意を議長国として率先、実行に移していく決意。アベノミクスを一層加速するため、この秋、総合的かつ大胆な経済対策を講じる。構造改革を断行し、将来の成長を生み出す民間投資を喚起していく」と語り、政策への支持を求めた。(編集担当:森高龍二)