安倍晋三総理は25日のオバマ米大統領との首脳会談後の共同記者会見で、米国大統領として初めて被爆地・広島を訪問することに触れ「米国のリーダーとして初めて、被爆地・広島を訪問する決断をされたことに心から歓迎している旨をお伝えした」と語った。
そのうえで、安倍総理は「核兵器を使用した唯一の国のリーダーが、唯一の戦争被爆国のリーダーと共に、犠牲となった全ての市民に哀悼の誠を捧げることは『核兵器のない世界』に向けた大きな力になると確信している」と意義の大きさを強調した。
安倍総理は「日米が手を携えて、世界の平和と繁栄に今後とも力を尽くしていく。その力強いメッセージを広島から発信していきたいと思っている」と思いを披歴した。
また、安倍総理は「日米が深い絆の下に、これからも『希望の同盟』として力を合わせ、地域そして世界の平和と繁栄に貢献していく。オバマ大統領と共に、その決意を新たにした」と述べた。(編集担当:森高龍二)