自民党の高市早苗政調会長は3日のNHK日曜討論でオスプレイの沖縄配備について「安全第一ということではあるが、前の機種より事故率は低い、速度や巡航距離も飛躍的に伸びているので日本政府からはできるだけ海側を飛ぶこと、離発着についても相当厳しく(米国側に)申し上げていると承知している」とし、危険を最小にするなかで、配備については必要との認識を示した。
高市政調会長は「国家最大の責務は国民の命と領土、資源、主権を守ること」と語り「日本が自衛隊だけでそれらを守れるなら結構だが、残念ながらその能力はない」と断言。
そのうえで「わたしは日米同盟は外交の最大の基軸であり、安全保障上必要なものと考えている」とし、そうしたことを踏まえて、オスプレイ配備についても沖縄の負担や危険の排除を図りながら、配備そのものは必要との考えを示した。
共産党の小池晃政策委員長は「住宅地の中にあって、そんなことができるわけがない」と強く反発した。(編集担当:森高龍二)