電力需給検証委立ち上げ 客観性高める狙いも

2012年04月18日 11:00

 藤村修官房長官は17日、自らが座長をつとめる電力需給に対する検討会合と古川元久国家戦略担当大臣が議長をつとめるエネルギー・環境会議の下に、電力需給検証委員会を立ち上げると語った。

 今夏のエネルギー電力需給について第3者の立場から検証してもらうことにより、政府データの客観性を高める狙いもある。

 藤村官房長官は「検証委員会の検証の結果は今夏の節電目標の基礎となる」とした。また、連休明けには結論を出したいとの意向も示した。

 検証委員会の委員長には石田勝之内閣府副大臣が就任する。また、検証委員会はインターネットで中継する。議論の透明性を高める。(編集担当:森高龍二)