福島第2原発3号燃料プール関連ポンプ運転再開

2016年11月22日 10:12

 東京電力は22日午前5時59分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生したことにより「午前6時10分頃、福島第2原発3号機で燃料プール冷却浄化系が自動停止したが、午前7時47分に運転を再開した」と発表した。

 また「その他の原子力発電所を含む主要な電力設備への影響は確認されていない」としている。

 地震発生時、東電は「6時10分頃、3号機使用済燃料プール冷却浄化系ポンプでスキマーサージタンク水位低警報が発生し、ポンプが停止した」と発表。

 あわせて「ポンプが停止した時点のプール水の温度は28.7度で、冷却系停止時の水温上昇率は0.2度/時であり、保安規定の運転管理上の制限値(65度)まで約7日間の余裕があります」としていた。

 また、地震計の最大数値は、第2原発で水平で68.4ガル(1号機)、垂直で65.6ガル(4号機)、第1原発で、水平54.2ガル(6号機)、垂直45.5ガル(6号機)を計測したとしている。(編集担当:森高龍二)