今村復興大臣がまたも暴言、安倍総理がお詫び

2017年04月26日 07:15

 今村雅弘復興大臣がまたまたあるまじき本音(?)で被災者に寄り添っているとは思えない発言をし、民進党の福山哲郎幹事長代理から「即刻辞任すべき。辞任しないなら、安倍総理は今村大臣を更迭すべきだ」と強く反発している。

 今村復興大臣は都内で開かれた自民党二階派パーティーでの講演で、東日本大震災について「東北で、あっちの方だったから良かった」などと発言。首都圏に近ければ、もっと甚大な被害があったとの趣旨を語った。

 講演直後に首都直下型地震に備えなければという趣旨だったとし、発言を取り消し、謝罪したが、以前にも「自主避難は自己責任」などの発言をするなど、被災者の心情からはかけ離れた発言をし、批判を浴びたばかり。安倍晋三総理も「東北の方々を傷つける極めて不適切な発言があった」として「総理大臣としてお詫びをさせていただきたい」と陳謝した。

 党の金子恵美ネクスト復興大臣は「自主避難は自己責任発言をしたときも明確な撤回も謝罪もなかった。その発言のあと、福島入りしたが現地でも何の発言もなく、代わりに総理が謝罪した。本当に問題だ。決して被災地に寄り添っているとは言えない」と復興大臣の資格がないと断じた。(編集担当:森高龍二)