国土交通省は海賊対処法に基づく護衛活動実績を13日までにまとめた。平成21年7月28日から今年5月31日までの累計でアデン湾での船舶航行の安全確保のための護衛活動での船舶数で3791隻になっていた。
累計護衛回数は750回。1回あたり5.1隻を護衛してきた。3791隻のうち、日本関係の船舶は689隻で、このうち17隻が日本国籍。672隻は日本の船舶運航事業者が運航する外国籍船だった。
船舶の種類別では3791隻のうち1831隻がタンカー。1479隻が一般貨物船。119隻がLPG船。68隻が自動車専用船。18隻がLNG船。旅客船も30隻あった。
船舶運用会社の国籍をみると、日本が689隻、次いで中国の482隻、シンガポールの385隻、ギリシャの371隻、トルコの352隻、インドの217隻、ドイツの189隻、韓国の148隻が続いた。(編集担当:森高龍二)