三菱プレシジョンなど4社指名停止 防衛省

2012年02月27日 11:00

 防衛省は装備品などの契約で過大請求していたと申告した三菱プレシジョン(株)、三菱スペース・ソフトウエア(株)、三菱電機特機システム(株)及び太洋無線(株)の4社を指名停止にした。また、4社に対し、特別調査に入る。

 指名停止期間は事実関係の全容が解明され、過大請求に係る過払金等が国庫に納入されるとともに再発防止策が報告されるまでの間としている。

 三菱プレシジョンによると「三菱電機が1月27日に防衛省などに対し費用の過大計上をしていたと公表したのを受けて、原価集計に関する社内調査を行った結果、防衛省との契約で契約をまたいで工数の付け替えを行い費用を実際より多く計上している案件が分かったので、防衛省に報告した。防衛省の調査に全面的に協力する」としている。(編集担当:福角忠夫)