次期レヴォーグか、「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」世界初公開

2018年03月08日 07:27

SUBARU VIZIV TOURER

「ジュネーブ国際モーターショー」でSUBARUが公開した、「VIZIV TOURER CONCEPT」、シューティングブレークを思わせる流麗なデザインが特徴だ

 SUBARUは、現在開催中の「2018年ジュネーブ国際モーターショー」において、「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」を世界初公開した。

 今回は“ツアラー”をテーマに、水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDと、これまで同ブランドが培ってきた走り・使い勝手・安全の価値を融合させ、クルマで出かける愉しさが存分に味わえるツアラーとしての新たな価値をコンセプトモデルで表現した。

 ブランドが代々受け継いできた高い実用性と走りを両立したステーションワゴンモデルを念頭に置き、現在のSUBARUラインアップに共通するデザインフィロソフィ“DYNAMIC×SOLID”に基づき、ツアラーとして表現したのが「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」だ。

 エクステリアデザインは、素直にカッコいい。2ドアにも見えるサイドビューは、シューティングブレークと呼べるようなスポーティな造形。

 ヘキサゴングリルから始まる前傾姿勢の硬質なボディに、内側から強い圧力で張り出した躍動感あふれる4つのフェンダーを組み合わせ、走りの愉しさを強調しつつ、安心感を表現した。

 リアには大きなカーゴスペースを設け、道具としての高い実用性も兼ね備えています。複数の異なる価値をクロスオーバーさせたツアラースタイルで、乗る人のアクティブライフをさらに充実させる、“安心と愉しさ”を全身で表現した新たな価値の提案である

 公開されたボディサイズは全長×全幅×全高4775×1930×1435mm、ホイールベース2730mm。と極めて現実的で、装着タイヤも245/40R20となっている。

 また、2020年頃に実現を見込む高度運転支援技術を、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDがもたらすパフォーマンスと融合し、安心で愉しいツアラー像を追及。性能を一層向上させた次世代アイサイト、レーダー、高精度GPS・地図等の採用により、究極の安全として「自動車事故ゼロ」の実現を追求している。長距離ドライビングにおいてもドライバーの疲労を軽減し、アクティブライフを安心して愉しめる、SUBARUらしさの詰まったクルマに仕上げたという。

 この「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」は、次期レヴォーグやインプレッサスポーツの開発に繋がるのは言うまでもない。(編集担当:吉田恒)