藤村修官房長官は１日の記者会見で、真部（まなべ）朗防衛省沖縄防衛局長が普天間飛行場の存在する宜野湾市の市長選に関して職員らに講話した事案について「防衛省から公職選挙法に抵触する事実は把握されていないという報告を受けている」とこれまでの防衛省の調査結果では法的な問題は把握されていないとした。
そのうえで、藤村官房長官は「今回の事案は国民や沖縄県民から誤解や批判を受けかねない面があると認識している」とし、「防衛省には引き続き、厳正な調査を早期に遂げ、十分説明を果たすよう求めている」と述べた。（編集担当：福角忠夫）
