野田佳彦総理は社会保障と税の一体改革について、1日開かれた衆議院予算委員会で「国民のため、将来の国民のために結論を出し、壁を乗り越えていく。野党のみなさんに改めてお願いしたい」と与野党協議に応じるよう協力を求めた。
仙石由人民主党政調会長代行が「社会保障と税の一体改革を焦眉(しょうび)の課題としてやることが、財政規律を確立し、欧州の金融危機から日本・アジアもを守る大きな政策になる」と強く実現を求めた。また、「国会で与野党が議論し、決めてほしい。(衆議院を解散、総選挙すればどうにかなるというものでない)与野党の誠実な議論が必要だ」と野党にも協議に応じるよう呼びかけた。(編集担当:福角忠夫)