リクルートの研究機関・ワークス研究所が2013年卒業予定の大学生や大学院生を対象にした企業の採用予定について4673社から回答を得た結果、採用が増えるとした企業は10.4%、減るとした企業は6.4%と増えるが4ポイント上回った。
2012年卒に続き増加の見通しになっており、若干明るさもみえるものの、ワークス研究所では今回の結果について「25.1%がわからないと回答していることから、今後の景気動向で大きく左右される可能性もある」と慎重な見方をしている。
また、従業員1000人以上の企業では日本の大学や大学院を卒業する外国人留学生に対する新卒採用意向について35.4%が採用の意向はあるとし、3社に1社が採用意欲を示していることが分かった。採用するかどうか未定とした企業も35.3%になっていた。
一方、海外の大学や大学院を卒業する外国籍学生に対する採用意向についても29.1%が採用意向はあるとし、採用するかどうか未定とする企業も35.3%にのぼっていた。(編集担当:福角忠夫)